2013年10月17日木曜日

ジム•ロジャースの集中投資とリスクヘッジ

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だいぶ前の話になりますが日経新聞にジム•ロジャースのインタビュー記事が載っていました。
名前はよく聞きますが、10年間で4000%(40倍)のパフォーマンスを残したということでスゴイですね。

投資に関していろいろアドバイスがありますが、僕が気になったのは「増やすなら集中投資」という部分でリスクヘッジにも触れられている点です。

一般的には分散投資がいいとされてますが、それでは資産を守れても増やせないということで、まあ確かに40倍とか目指すなら集中投資しかないでしょうね。

ではリスクヘッジはどうするのか?これは別の会社を空売りすることでマーケット全体の暴落に備えるそうです。暴落時には良い会社も下がるけれど悪い会社はもっと下がると。
なるほど。いい会社と悪い会社を前もってわかること前提の話のようにも思えますが、聞いてるとなにかうまくいくような気がしてくるのはさすがです。

この記事で笑ったのは、これが投資初心者に対するアドバイスだという点です。
最初のほうは自分でわからないものに手を出すな的な無難な内容だったのが最後には集中投資&カラ売りでリスクヘッジってかなりな上級コースに思えるんですが、きっと彼は自分が信じることをみんなに正直に勧めているんだと思います。

これからは中国の時代と読んでシンガポールに移住して娘さんに中国語を勉強させてるそうですから、人生そのものも集中投資型ですね。

ちなみに他のインタビューを見るとアベノミクスは長期的にはうまくいかないだろうという見立てのようです。

この人のインタビューで面白いのはなんでもハッキリいうところですね。
どうとでもとれる物言いでお茶を濁すということをしないのは立派な態度だと思います。








2013年10月16日水曜日

談合の知らなかった側面を見れた「鉄の骨(池井戸潤)」の感想

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ドラマ半沢直樹の原作者、池井戸潤です。
この人の小説はどれも面白いですが、この「鉄の骨」もとてもいいですよ。

これは建設業界の談合を描いた小説です。
談合を取り仕切る部署に配属された新入社員が談合はダメでしょ、とは思いながらも、内情を知るにつれその必要性も理解できる気がしてきて、そのあたりの葛藤が読んでて共感できます。

結局どっちの考え方が正しいのかスッキリした答えを求めながら読んでいたのですが、どんな答えが用意されていたかは秘密です。みなさんも読んでください。

この小説の別の側面というかむしろこっちがメインですが、談合を巡る駆け引きがスリリングなんですよ。談合している会社同士でも少しでも自分のところが有利になるように根回しあり裏切りありの世界で主人公の会社がどう立ち回るのか、引き込まれますよ。

談合仲間とはいえ結局のところライバル会社なんですよね。
その認識はこの本を読むまでありませんでした。

この小説はNHKのドラマにもなっていてそっちも面白いので機会があった見てみてください。





2013年10月15日火曜日

未公開株で大損した話 その3

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これまでのあらすじ
ボーナス全額相当のお金をつぎ込んだ未公開株が10年近く経っても上場されませんでした。

さて、一向に上場される気配のない株の株主をやっていて僕が気づいたこととは?
それは流動性のないものに金融資産としての価値はないということです。
流動性というのは売りたいときに売れるということです。

あたりまえじゃ!と突っ込みたい方はどうぞ突っ込んでください。
あなたは正しいです。

未公開株と言うのは流動性ゼロなんですよ。誰かに売ることはできません。
とくに僕の持っている株は売買に取締役会の承認が必要なので勝手に売れません。
たとえ承認をもらったところで買いたい人はいないでしょう。
配当もありませんし、議決権はあっても少数株主なので実際になにかを動かす力はないですし。

でも世の中に配当のない上場会社の一口株主はたくさんいると思います。
その人たちと僕の違いはなにか?それは株を売る方法をもっているかどうかという、流動性の違いだけなんですね。

あなたが財産と思っているもの、不動産でもアンティーク家具でもビンテージジーンズでもなんでもいいです。それを来週売りたくなったとして誰にいくらで売れますか?
もし答えがゼロで、そのものをあなたが自分で使っていないとしたら、たぶん捨ててしまっても問題ないかと思います。

ぼくもこの未公開株の株主としての権利を放棄しても現実にはなんのダメージもないと思います。
でもなかなか捨てられない。

では今日はこのへんで。おやすみなさい。



2013年10月13日日曜日

未公開株で大損した話 その2

晴れて株主となった僕には株主総会の連絡などが届くようになりました。
なかなかしっかりした会社じゃないですか。
この調子で上場への手続きも進めてくださいよ!

そして2年か3年が経ちました。
上場する気配はありません。

会社のホームページを見てみました。
そこにはなんと未公開株の勧誘の詐欺に引っかからない様にという注意書きがありました。

ガーン!!
一瞬焦りましたが僕の場合は騙されたわけではありません。
正規の株を購入してちゃんとした株主になっています。

そして10年近く経ちました。
上場する気配はありません。
株主総会の連絡は今でも毎年届いています。

僕は考えました。
そしてある投資の真実に気づきました。



その3に続く。

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2013年10月11日金曜日

未公開株で大損した話 その1


10年近く前の話ですが、日本のベンチャー企業の社長と夕食をご一緒する機会があったんですよ。

その席上で社長から2年後の上場を目指していてついては株を買いたい人を募集しているという話があったので飛びつきました。金額はボーナス全額くらいといっておきましょう。
たしか社長か社長の奥さんの株をわけてもらう形だったと思います。

その時点ですでに設立から数年経っていて業務も普通にやっていた会社だったので、資金に困って僕のお金が欲しかったというよりは投資の機会を紹介してくれたんだと思いました。今でもそう思っていますがほんとのところはまあわかりません。

後で送られてきた書類に必要事項を記入して、お金を振り込んでしばらくして正式に株主となりました。あとは2年後の上場を待つのみです!

その2に続く。

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2013年10月10日木曜日

リターンが同じならリスクが少ないほうがいい、こともないでしょ?

投資対象を評価するときにリスクとリターンのバランスというのがありますね。
リターンが同じならばリスクの小さいほうが優れた投資対象だというのが前提になっています。

実はこれがよくわからないんですよ。

いま手元に100万円持っていて期待リターンが同じでリスクが違う2種類の投資対象を考えましょう。
[A]一年後の期待リターンは105万円、リスクゼロ。
[B]一年後の期待リターンは105万円、ただし70万円から140万円の範囲でばらつく。

教科書的にはリスクの少ない[A]がより優れた投資対象となっています。
[B]がダメな理由はもしかして70万円かも、というところなんでしょうが、もしかして140万円かもしれないではないですか。

どっちがいいかは個人の好みや主観であって、絶対的な真理ではないような気がしてしまうんですよね。そうなると期待リターンだけが唯一の指標のように思えてしまいます。

僕の考え方のどこが間違っているか教えていただけるとうれしいです。








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2013年10月9日水曜日

株で大儲け出来る気になる「ピーダーリンチの株で勝つ」

超おススメ本です。
これを読むと自分も大儲けできる気がして意欲がわいてきます。

著者のピータリンチは、ファンドマネージャーでマゼランファンドを率いて大成功した人です。

この本では彼がどんな銘柄をどういう考えで売買したかという具体的な例がたくさん示されていて、かといって自慢話ではなくて、僕たちにも真似できる考え方のヒントが散りばめれています。

普段の生活でいい店やサービスに出会ったらそこの株を調べるっていうのはいい作戦だと思いますよ。一般の消費者のほうがアナリストより気づくのが早いっていうのがその理由だそうです。

アマチュア投資家へのアドバイスや株の格言のウソホント集もあります。
難しい数式や理論は出てこないし文章も読みやすいので、読み物としても面白いです。

読んだあとはきっと自信とやる気が湧き出ていることでしょう。
僕自身もこの本に刺激されて本格的に株を始めました。
それでこの本を読めば僕たちもピーターリンチ並みに大儲けできるのか?
ま、それはたぶん無理でしょう。
それでも自分なりの投資スタイルを持つきっかけをつかめると思います。


アマゾンで検索すると同じ著者の「株式投資の法則」という本もありますが、この「株に勝つ」のほうがずっと面白いし役に立つのでまずはこれを先に買って読んでください。








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