2013年11月10日日曜日

早期リタイアに必要な資金の新しい計算方法

早期リタイアするための必要資金っていくらでしょうか?

ちょっと検索すればいろいろ出てきますね。
でも計算が複雑だったり、なにより必要資金って人によるわけで、3千万円でやっていける人もいれば3億円あっても足りないと思う人もいるでしょう。

これまでの計算方法は将来の支出の合計から決めているのがほとんどなんですよ。
でもそれって人によるし、40代かそれより若いと将来の支出を見積もるのはそもそも難しいです。

今日は僕なりに考えた超簡単な計算方法を提案します。

ステップ1.  もしあなたが定年まで働いたとして得られると思われる、これからの手取り収入の合計を計算してください。
ステップ2. それがあなたが早期リタイアに必要な資金です。
以上です。

ようは将来の収入の合計から決めるわけです。
この方法だと高給取りのひとはより多くの資金がなければ早期リタイアできないということになります。実際そうだと思います。年収1億円の人は貯金が1億円という理由でリタイアはしないでしょ。


例を出して考えて見ましょう。
いまここに年収500万、20歳から60歳まで働いて生涯で2億円稼ぐAさんがいたとしましょう。簡単のために年収は生涯にわたって同じとしますが、年とともにあがる場合でも結論は同じになると思います。

Aさんが20歳のとき、すでに貯金が2億円あったとします。Aさんはこれから稼ぐ生涯の給料をすでに持っているのでこの時点でリタイアしてもOKでしょう。2億円からの利子とか配当とかもあるので、Aさんが生涯に使えるお金はもっと多いはずです。

Aさんが40歳のとき、貯金が1億円とします。60歳まであと20年間働いたとしてもらえる残りの収入をすでに持っているのでリタイアしても大丈夫です。

でもこの超簡単法は年齢があがっていくとイマイチなんですよ。
たとえばAさんが55歳として貯金が3000万円あります。この計算方法だとリタイアOKなんですが3000万円では心もとないのでこの場合は60歳まで働いたほうがいいでしょう。

ですのでこの方法は40歳代以下で早期リタイアを目指す人の目安に使ってください!



株式長期投資 ブログランキングへ

0 件のコメント:

コメントを投稿