2013年10月15日火曜日

未公開株で大損した話 その3

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これまでのあらすじ
ボーナス全額相当のお金をつぎ込んだ未公開株が10年近く経っても上場されませんでした。

さて、一向に上場される気配のない株の株主をやっていて僕が気づいたこととは?
それは流動性のないものに金融資産としての価値はないということです。
流動性というのは売りたいときに売れるということです。

あたりまえじゃ!と突っ込みたい方はどうぞ突っ込んでください。
あなたは正しいです。

未公開株と言うのは流動性ゼロなんですよ。誰かに売ることはできません。
とくに僕の持っている株は売買に取締役会の承認が必要なので勝手に売れません。
たとえ承認をもらったところで買いたい人はいないでしょう。
配当もありませんし、議決権はあっても少数株主なので実際になにかを動かす力はないですし。

でも世の中に配当のない上場会社の一口株主はたくさんいると思います。
その人たちと僕の違いはなにか?それは株を売る方法をもっているかどうかという、流動性の違いだけなんですね。

あなたが財産と思っているもの、不動産でもアンティーク家具でもビンテージジーンズでもなんでもいいです。それを来週売りたくなったとして誰にいくらで売れますか?
もし答えがゼロで、そのものをあなたが自分で使っていないとしたら、たぶん捨ててしまっても問題ないかと思います。

ぼくもこの未公開株の株主としての権利を放棄しても現実にはなんのダメージもないと思います。
でもなかなか捨てられない。

では今日はこのへんで。おやすみなさい。



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