2013年10月10日木曜日

リターンが同じならリスクが少ないほうがいい、こともないでしょ?

投資対象を評価するときにリスクとリターンのバランスというのがありますね。
リターンが同じならばリスクの小さいほうが優れた投資対象だというのが前提になっています。

実はこれがよくわからないんですよ。

いま手元に100万円持っていて期待リターンが同じでリスクが違う2種類の投資対象を考えましょう。
[A]一年後の期待リターンは105万円、リスクゼロ。
[B]一年後の期待リターンは105万円、ただし70万円から140万円の範囲でばらつく。

教科書的にはリスクの少ない[A]がより優れた投資対象となっています。
[B]がダメな理由はもしかして70万円かも、というところなんでしょうが、もしかして140万円かもしれないではないですか。

どっちがいいかは個人の好みや主観であって、絶対的な真理ではないような気がしてしまうんですよね。そうなると期待リターンだけが唯一の指標のように思えてしまいます。

僕の考え方のどこが間違っているか教えていただけるとうれしいです。








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